2017年10月23日

東京・中国映画週間 《潜入捜査/非凡任務》

※若干、ネタバレあり!
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《潜入捜査/非凡任務》
監督:麦兆辉、潘耀明
出演:黄軒、段奕宏、祖峰、郎月婷

おもしろかったなぁ、これ!個人的に注目している黄軒(ホアン・シュアン)主演。《黄金時代》のメガネ男子から気にしはじめて、《ブラインド・マッサージ/推拿》で「ああ、この人いいわ!」と思った黄軒ですが、これまで線の細い文学青年ぽい役しか見ていなかったので、「こんなマッチョでタフな役もできるんだ!」と驚きました。

麻薬密造組織に潜入する警察官が黄軒、その上司が祖峰(《密告・者/綫人》でいうところの張家輝の役どころ)、組織のボスが段奕宏(ドアン・イーホン)で、この三者三様のオトコの魅力を愛で、そして黄軒の拷問シーンにハァハァする映画でございました。いやそんな変態女子的目線ではなくても、ストーリーは無理無駄がなくスピーディに展開するし、アクションは派手だし、エンディング曲のラップも新鮮でなかなかよかった。

潜入捜査官の心の葛藤とかはほぼスルーで、彼は何があっても迷うことなく任務を遂行します。潜入先の誰かと心が通じ合ったりなんてことはいっさいない。また上司はある事情から任務よりも友情を優先することを決意するのだけど、そこにも迷いはなくてきっぱり決断。組織のボスは最初こそ「潜入捜査官ではないか?」と警戒心を抱くけれど、わりとあっさり黄軒を受け入れる。というか、彼にはある目的があって、そのためには警察に通じている黄軒こそ利用価値があったのかも。というわけで、登場人物たちの気持ちはわりと単純明快で逡巡というものはほとんど描かれない。いっそそこがスッキリしていてよかったです。

あとはひたすらアクション。バイクでビルの階段を走り上り部屋を突き抜け、隣のビルへと飛び移って爆走。「あんだけ撃って、なんで弾がなくならないのか?」と思うほどの銃撃戦だし、バズーカもぶっ放すし、車はひっくり返るし、それでもまだ走れるし、10年間監獄につながれていた人がいきなりキレッキレに動くし、笑っちゃうくらいすごくて、あっけにとられて、そして爽快でした。黄軒が成龍なみのスタントをこなしているのにはびっくりした(あれはダブルだったのかな)。

上にもちょっと書いたけど、潜入もので冒頭にちょっとしたカースタントもあったので、最初のうちはずっと頭に《密告・者/綫人》を思い浮かべていました。黄軒の顔を見ながら「霆鋒(ニコラス)のこういう映画をもう一度観たかった」、「霆鋒さんは今、何をしてるの?映画は撮っていないの?」と思って悲しい気持ちになりました。途中からは話の展開がすごすぎて、そんなこたぁすっかり忘れてアクションに見入ってしまっていたけど。

霆鋒はこちらの勝手な期待にはこたえてくれない。想いがかなわないなら他の活躍著しい俳優さんの作品を観るだけです。既にとっくのとうにそうしていますが。
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2017年10月01日

《西遊記2〜妖怪の逆襲〜/西游伏妖篇》

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《西遊記2〜妖怪の逆襲〜》日本公式サイト http://saiyu-movie.com/

観てきました。中華な映画を観るのは《クーリンチェ》以来なので半年ぶりです。私の中の‟中華離れ”は確実ですな。それは某日本明星の追っかけで忙しいからとか、そういう理由でもないのよね。他に新たにはまる対象のあるなしに関わらず、冷めてしまう理由がある。ここでは書かないけど。

そもそも映画館まで観に行きたいと思う映画が日本に来ない。だから半年も観なかったのです。
やっと観たいと思ったのが《西遊記2》でした。

「1」にあたる《西游・降魔篇》は私的にガッカリな内容でしたので、「2」は観るのどうしようかと思いました。でも導演が周星馳から徐克(ツイ・ハーク)に、孫悟空役が黄渤(ファン・ボー)から林更新(ケニー・リン)に変わり、「徐克+林更新」といえば私の好物に違いないと思ったわけです。(黄渤の悟空もあれはあれでよかったんですけどね。)

「1」がつまらなかった理由の1つに、映画を観る前にフライヤーを読んで出てくる妖怪などあらかた知ってしまい、しかも映画を観たらフライヤーで得た情報以上の驚きも何もなくて完全ネタばれで全く笑えなかったことにあります。(つまらない理由はそれだけではないが。)そこで今回はいっさいの情報を入れないまま観に行きました。出演者も三蔵役の呉亦凡(クリス・ウー)とケニーたんしか知らず、他に誰が出るのか確認もしないまま。

悟空のビジュアルも映画を観てはじめて知り「おー、かっこいいじゃん!」と思ったし、三蔵は予想どおりにキレイだった上に演技もよかった(アイドルなだけに演技はどうなの?と疑ってたよ、スマン)ので、とても楽しめました。これはおもしろかった!やたらと迫力あったし、音楽もよかった。やっぱり徐克導演、好き。

一応「1」からの続きなので、三蔵たち一行は「妖怪ハンター」ということになっていて、三蔵は童謡を歌うことしかできないという設定もそのまま。そのあたりは「1」を観ていないと「?」と思うところかな。でも三蔵のキャラが文章(ウェン・ジャン)よりもクリスくんの方がよかったです。猪八戒や沙悟浄なども総じて「1」より「2」の方がキャラがおもしろかったなぁ。沙悟浄は後で知ったけど《孫文の義士団/十月圍城》の臭豆腐、元バスケ選手の巴特尔でした。沙悟浄メイクでわからなかった(笑)

ちなみに舒淇(スー・チー)は回想シーン(「1」の映像を使用)でしか出てきません。
それから九宫真人を演じているのが陳妍希だと思っていて、だけど「ミシェル・チェンってこんなに演技うまかったっけ?成長したのかな?」などと思っていたら、別人の姚晨という女優さんでした。というように、出演者はほぼ全員が大陸人。

徐克導演の作品は私にとっては近年ハズレなしです。《狄仁杰之通天帝国》、《狄仁杰之神都龍王》、《龍門飛甲》、《智取威虎山》、そして《西游伏妖篇》どれもおもしろかった。っていうか、最近の徐克作品は全部観てるじゃん、私!(しかも全部、劇場で)ああきっと、今一番好きな導演なのねと改めて思ったのでした。ここらあたりで、もう一度ケ超(ダン・チャオ)を起用して、今度は彼主演で映画撮ってくれないかなー。

《西游伏妖篇》予告編
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2017年09月29日

東京・中国映画週間でダン・チャオ出演作上映!

実は今年の秋は別件で忙しく(主に日本明星関連)、諸々の映画祭は不参加と決めておったのですが、「2017東京・中国映画週間(公式サイト)」でケ超(ダン・チャオ)出演作が上映されると知って前言撤回(笑)

作品名は以下のとおり。
《君のいる世界から僕は歩き出す/从你的全世界路过》
《ウーマン・イン・レッド〜スキャンダルな夫〜/情聖》
 ※《情聖》の方はケ超は客串です。

本当は《烈日灼心》か《乗風破浪》が観たかったのだけど、《从你的全世界路过》が観られるだけヨシとしよう。こんなのあったので貼っておきます。

邓超《电台情歌》~ 电影《从你的全世界路过》电台版推广曲


エンディング曲は王菲(フェイ・ウォン)です。
《你在終點等我》 電影《從你的全世界路過》片尾曲


サントラみたいな、こういうのもあった。
《從你的全世界路過》電影串燒組曲


最後は予告編
《从你的全世界路过》|| 終極预告


早くスケジュールを知りたいな。わざわざ仕事の休みを取るのは難しいので、私の行ける日に上映がありますように!!
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2017年09月27日

【自分用覚え書】映画祭公式サイト in2017秋

ご無沙汰しております。
自分の中ではすっかり閉鎖したも同然の当ブログですが、映画祭期間がやってまいりましたので、今後しばらくの間はちょいちょい更新するかもしれません。とりあえず映画祭公式サイトの一覧(毎度ながら首都圏限定で申し訳ないですが)。

◆第6回 横浜中華街映画祭
http://www.chinatownfilmfest.com/
9月15日、23日、24日、30日
10月1日、8日、9日、10日

◆2017東京・中国映画週間
http://cjiff.net/
10月20日(金)〜10月26日(木)

◆第30回 東京国際映画祭
http://2017.tiff-jp.net/ja/
10月25日(水)〜11月3日(金祝)

◆第18回 東京フィルメックス
http://filmex.net/2017/
11月18日(土)〜11月26日(日)
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2017年05月04日

ダン・チャオの消息

中国のサイトもとんと見なくなった私が、遅ればせながら知り得たケ超(ダン・チャオ)の消息です。一応忘れないように書いておこう。

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今年の初めに韓寒監督(《いつかまた/後会無期》の監督)の《乗風破浪》が公開されてヒットしたようです。主演はケ超(ダン・チャオ)、彭于晏(エディ・ポン)。《山河故人》や《少年班》に出ていた若手俳優、董子健も出ています。これはコメディなんですよね。しかもケ超のお父さんが彭于晏で(ケ超がなんでだか過去にタイムスリップしてる?)、なんとなく《脱皮爸爸》風味がなくもない。ポンちゃん出てるから日本公開期待したいけど、監督ももう一人の主演もド大陸人だから日本公開はないのかなぁ。これもまた中国映画週間だのみです。予告編はこちら。

《乘风破浪》终极版预告(邓超|彭于晏|赵丽颖)


主題歌はさだまさしの『関白宣言』です。
《乘风破浪》Duckweed || 首发主题曲 邓超韩寒合唱“结婚宣言”


そして「维基百科」のケ超のページを見ていたら、「3月,邓超主演张艺谋执导的电影《影》正式开机。」の一文が!張芸謀(チャン・イーモウ)監督ですと?

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↑これみたいです。古装片で、孫儷(すん・りー)と夫婦共演!
他の出演者も豪華。胡軍(フー・ジュン)、王千源(ワン・チエンユエン)、鄭ト(チェン・カイ)など。これは大作になるのかしらん?2019年公開予定だそうです。これが日本に来るかどうかは、今、日本で公開中の張芸謀監督作品《グレートウォール/長城》の成績次第?ううむ・・・。

ニュース映像はこちら。
张艺谋新片《影》开机曝光阵容 邓超领衔主演


ネットの記事。→张艺谋新片《影》今日开机
http://news.mtime.com/2017/03/18/1567410.html
posted by meiry at 15:42| Comment(0) | ★ケ超★ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月〜4月に観た映画

3月から4月の二ヶ月間に観た中華圏の映画はこれのみ。
《牯嶺街少年殺人事件/クーリンチェ少年殺人事件》

これとマレーシア映画の《タレンタイム》と某邦画の3本ですっかり満足・満腹になりまして、それ以外の映画を観る気にならなかったです。映画館に行かなかっただけでなく、テレビでも観なかったな。最近は中華圏の映画もぼちぼち一般公開されているようだけど、わざわざ映画館に行ってでも観たいと思えるものがないです(あくまでも私的に、です)。

アクション映画にはあまり興味がないし、それでも出ている人に興味があれば観に行くけど、逆に嫌いな人が主演だったらまず行かないです。誰とは言いませんけど(^^;)
しみじみと温かい気持ちになれる人間ドラマで、香港の街並みや日常の生活の様子が観られるような映画があれば観たいんだけどな。中国映画のコメディも観たいんだけどな。そういう作品、日本に来ませんか?来ませんね(泣)《脫皮爸爸》とかほんとにおもしろかったのに、ああいうのはなんで一般公開されないのでしょうか。公開される映画の偏りが激しすぎるよ。

こんなところで愚痴っていても仕方ないか。
というか、もはや愚痴る気にもならない。求めても得られないのなら、手近に接することができるものへと興味が移っていってしまうのは仕方ない。映画を観るために海を越えていくほどの情熱も、もともとないですし。

なんだか後ろ向きな書き方で申し訳ない。ただ私は新たな「好きなもの」をいろいろみつけて、おおいに人生を楽しんでおるので、別に萌え明星の映画の日本公開がなくても平気です。平気になっちゃいました。そんな私の近況でしたー。
posted by meiry at 14:17| Comment(0) | 映画(鑑賞記録) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月15日

《牯嶺街少年殺人事件/クーリンチェ少年殺人事件》

デジタルリマスター版、舞台挨拶付き上映を観てきました。
私が観たのは角川シネマ有楽町にて。

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ほぼ4時間の映画でしたが、眠くなることもなく、飽きるシーンなんて全然なくて、ずっと集中して観ました。ほんとにいろんな角度からいろんな観方ができる映画だなと思いました。(私は今回初めて観ました。)

張震(チャン・チェン)が演じた主役の少年と彼が関わる人々の話が中心ではあると思うのだけど、私は少年の両親にもすごく感情移入してしまった。それは私の年齢にもよるのかな。少年のお父さん(演じているのは張震の実のお父さん)の焦り、お母さんの不安が心に迫りました。

夜間部の生徒たちも、ほんとにいそうな子ばかり。美少年、美少女ばかりじゃなかったのもよかったかもしれない。張震はもちろん風貌も雰囲気も魅力的でした。映画初出演で初主演、鮮烈なデビューだったのですね。同級生役の柯宇綸(クー・ユールン)も実はちょっと気になる俳優さんなんだけど、彼もこの映画に出ているとは最近まで知りませんでした。同級生でちょいちょい張震と一緒に映っているけど、セリフはほとんどなし。でもいい感じの存在感でした(すごく可愛らしかった)。

台湾や香港映画で「お母さん」といえば、個人的には第一に思い浮かぶ金燕玲(エレイン・ジン)=『ヤンヤン 夏の想い出』『半支煙』『逆戦』などのお母さん、が25年前に既にお母さん役でした。この女優さんが出ているとすごく安心感があります。

確かに暗いお話だったけれど、不思議と重い気分にはならなかった。観終わった時は映画の中の人たちみんなをギューッと抱きしめてあげたい気持ちになりました。


上映前には舞台挨拶も行われました。
映画出演時から25年たってステキに成長した張震と、本作のプロデューサーのユー・ウェイエンさんが登壇。その様子はネットニュースにたくさんあがっているので、そちらをどうぞ。

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私が行った回では、サプライズゲストで妻夫木聡さんも登壇。これはラッキーだったなぁ。
そういえばブッキーが言っていたんだけど、張震とブッキーの会話は日本語なんですと。張震は日本語を勉強しているそうです。奥様が日本語の通訳さんだからある程度は日本語に馴染みがあるとは思っていましたが、ブッキーと会話ができるほどなんですね。
posted by meiry at 20:10| Comment(2) | 映画(鑑賞記録) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

1月〜2月に観た映画

今年もすでに2ヵ月が過ぎてしまいました。
今年に入ってから観た中華圏の映画を記録しておきます。(自分用覚え書き)

《鬼吹灯之尋龍訣/ロスト・レジェンド 失われた棺の謎》
2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり@シネマート新宿にて。
やさぐれた陳坤(チェン・クン)はほんとにいいなぁ。美形なのに(美形だからこそ?)長髪に無精ひげが似合う。若い頃のおすまし陳坤はあまり好きではなかったけど、今のいい感じにこなれて色気の出てきた陳坤はとってもよろしいざます。舒淇(スー・チー)と黄渤(ファン・ボー)も安定しており、安心して楽しめるエンターテインメント作品でした。

《美人魚/人魚姫》
2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり@シネマート新宿にて。
日本公開をずっと楽しみに待っていた作品なのに、なんと不覚にもわりと早いところで“意識不明”に。そのせいかなんだかピンとこないまま終わってしまったので、後日、体調を整えてリベンジ。睡魔に襲われていたのはほんの一瞬だったようだけど、その一瞬の間に大事なことを見落としていたよう。二度目の鑑賞でやっとすんなり納得できました。
納得はできたけど、巷で言われているほどおもしろいとは私は思わなかった。だってー、ケ超(ダン・チャオ)を活かしきれていなかったんだもん。お笑い担当は羅志祥(ショウ・ルオ)だったみたいだけど、ケ超もおもしろいのよ、ただカッコいいだけじゃないのよ。やっぱりケ超のおもしろさは俞白眉導演こそが最も引き出してくれるんだな。ケ超はきっちり自分の役割をこなしてはいたけど、たぶん周星馳導演のカラーには合わなかったんだろう。実にもったいない。

《三人行/ホワイト・バレット》
新宿武蔵野館にて。
いやー、おもしろかったですよ。なぜか登場人物がみんなピリピリしていて、盧海鵬(ロー・ホイパン)と林雪(ラム・シュー)が出てくると和みました。銃撃シーンはこれまで観たトー作品の中でも一番好きっていうくらい美しかった。でも観ながらずっと思っていたのは「香港には警察病院はないのか?」ってことで、でもそこをツッコムのはヤボってもんでしょうかね。

《ブラインド・マッサージ/推拿》
アップリンク渋谷にて。
お気に入り俳優の秦昊(チン・ハオ)と個人的に注目株の黄軒(ホアン・シュエン)が出ているし、内容的にもおもしろそうだったので、なんとか時間をやりくりして観に行きました。
南京のマッサージ院で働く若いマッサージ師達の群像劇。中心になる黄軒がやはりよかったです。この役者さん、好きだなぁ。そして若手だと思っていた秦昊が、この映画ではマッサージ院の院長で、まあまあなオジサンポジションだったのが軽くショックでした(軽くね、)。

《危城/コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝》
タイ行きの飛行機の中で(日本語字幕付)
一言で言うと“中国版西部劇”。劉青雲(ラウ・チンワン)が町の保安官、彭于晏(エディ・ポン)が流れ者、古天楽(ルイス・クー)が乱暴者のバカ息子。ルイスの怪演が見もの。サモハン老師のアクションも見ものかしら?というか、この映画はアクションくらいしか見どころないよね(暴言) そういう点でも呉京(ウー・ジン)がいい仕事していました。

《使徒行者》
タイから帰る飛行機の中で(日本語字幕付)
これまた古天楽(ルイス・クー)出演作。去年の《五個小孩的校長》《脱皮爸爸》からルイス物が続いております。
この映画はテレビドラマからのスピンオフなんだってね。ドラマを知らないので、最初ちょっとわかりづらいところもあり、とにかくセリフを一言も聞き(読み)漏らせないと必死に字幕を追いました。ストーリーを把握してからも、正体不明の登場人物たちによるハラハラ、ドキドキ。がしかし!おそらくあと数分で劇終というところで飛行機が着陸して映像切れちゃったんですよ。まあ正体は全て明かされたところではあったのだけど、その後のルイスがどうなったのか知りたかった!ラストシーンだけ、どこぞに落ちている映像を探して観ようかな。

以上。2ヵ月間で私にしては結構がんばって観ましたな。他に邦画も4本、劇場で観ているので。
まだ全然行けていないけど、ヒューマントラスト渋谷でやっている「未体験ゾーンの映画たち2017」の中にも中華圏映画が何本かあるし、もうすぐ《牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件》も公開されるので、何気に充実しておりますね(ごめんなさい、地域限定ではあります)。
今後もぼちぼち自分のペースで楽しみたいと思います。
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2016年11月01日

《シェッド・スキン・パパ/脫皮爸爸》Q&A動画

このブログで初めて動画をアップしてみます。うまく再生できるかな。
内容はQ&Aの最後のフォトセッションの場面。「ムービー撮影のため、カメラに向けて手を振ってくださーい」と言われた登壇者の皆さん(笑)。この日は一般観客も写真撮影OKでした。


posted by meiry at 23:26| Comment(0) | 映画(鑑賞記録) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

《シェッド・スキン・パパ/脫皮爸爸》

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今年の東京国際映画祭は、この1本で終わりになりそう。
1本しか観られなかったけど、一番観たかった作品なので観られてよかったです。

認知症の父(呉鎮宇)がある日突然“脱皮”した。以来、毎日“脱皮”を繰り返してはどんどん若くなっていく。息子(古天楽)は若返った父との会話を通して、父の、そして亡くなった母の人生をたどり、父の思いを知る。そして自分の人生をも見直していく・・・。

人間が“脱皮”するというシュールな話なんだけど、滑稽さとノスタルジーと暖かみのある映画。とってもよかった。そのうち日本でも一般公開されることを期待して、ストーリーについてはこれ以上詳しく書かないでおきます。

呉鎮宇(フランシス・ン)と古天楽(ルイス・クー)のダブル主演ですが、呉鎮宇の演技が圧巻で、これは主演男優賞ものだと思いました。最初は年老いた認知症の父親として特殊メイクをしての登場なのですが、その年寄りっぷりがほんとにリアル!「こんなおじいさん、いる!いる!」と思いました。
全編を通して呉鎮宇がのびのびと楽しそうに演じている印象。古天楽は安定のヘタレ役です。
ラストシーンで香港映画ファンには嬉しい演出もありましたが、字幕がかなりはしょられているとか?「霆鋒」だけは私にも聴き取れたけど、他は字幕と実際に言っている言葉は違うのかな???どなたか詳しい方の解説求む。

原作は日本の佃典彦氏による「ぬけがら」。佃氏は単なる原作者というだけでなく、香港での映画化にあたっても深くかかわっており、上映後のQ&Aでも監督や出演者と一緒に登壇されていました。日本の原作なのに、香港に舞台を移して全く違和感なかったです。

とにかく、呉鎮宇迷は観るべし!な映画。

以下、上映後のQ&Aの様子です。
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上映開始が夜の21時過ぎで、終電の時間を気にしてヒヤヒヤした人も多かったのでは?Q&Aの後にポスターとメディア向けパンフレット(かな?)のプレゼントがあったのですが、せっかくくじで当たったのに、その席に誰もいないというのが数回続けてあり、無駄に時間をとったし、何より登壇しているゲストに申し訳なかったです。もしかしたら終電に間に合わないからと映画が終わってすぐに会場を出てしまっていたのかもしれない。《シェッド・スキン・パパ》は2回上映があったのに、2回とも終映時間が深夜になるというスケジュールはどうにかならなかったのかな。
posted by meiry at 08:52| Comment(0) | 映画(鑑賞記録) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする